風の向こう側
(73)
「大学」から「他分野」まで取り込む米PGA「帝国化」の野望
「米国の主要なスポーツの中で、我々こそが最初に再開するものとなる」
と言い続けてきた米男子ツアー(PGAツアー)のジェイ・モナハン会長は、その「公約」通り、6月11日から14日に「チャールズ・シュワブ・チャレンジ」(米テキサス州フォートワース「コロニアルCC」)を無観客で開催した。
米女子ツアー(LPGAツアー)がいまなお再開の日時や形式を確定できず、さらにはフランスで開催予定だったメジャー大会「エビアン選手権」は中止を発表したばかりだが、その傍らでPGAツアーは世界のゴルフ界の先陣を切って動き出した。
この続きは会員登録をすると読むことができます。
「フォーサイト」は、月額800円のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。
フォーサイト会員の方はここからログイン