コロナ禍に屈せぬ南三陸町「震災語り部」ホテル(上)休まぬ「地域のライフライン」

執筆者:寺島英弥 2020年8月14日
エリア: アジア
南三陸町のかつての中心部で建設が続く防潮堤。湾を挟んだ奥の白い建物が「ホテル観洋」(筆者撮影、以下同)
 

 新型コロナウイルス禍が再び全国に広がる中、政府の「Go To キャンペーン」は混迷し、夏到来にも有名観光地の宿泊業者の苦境は続く。取材で訪ねたのは、東北・宮城県南三陸町のホテル。毎朝、東日本大震災の被災地の風景を巡る「語り部バス」を出す。これまで38万人を乗せ、その縁を全国に広げ、コロナ禍にも屈せず1日も休むことなく客を迎える。「被災地のホテル」の使命があるという。

フォーサイト最新記事のお知らせを受け取れます。
この記事をSNSにシェアする
執筆者プロフィール
寺島英弥 ローカルジャーナリスト、尚絅学院大客員教授。1957年福島県相馬市生れ。早稲田大学法学部卒。『河北新報』で「こころの伏流水 北の祈り」(新聞協会賞)、「オリザの環」(同)などの連載に携わり、東日本大震災、福島第1原発事故を取材。フルブライト奨学生として米デューク大に留学。主著に『シビック・ジャーナリズムの挑戦 コミュニティとつながる米国の地方紙』(日本評論社)、『海よ里よ、いつの日に還る』(明石書店)『東日本大震災 何も終わらない福島の5年 飯舘・南相馬から』『福島第1原発事故7年 避難指示解除後を生きる』(同)。3.11以降、被災地で「人間」の記録を綴ったブログ「余震の中で新聞を作る」を書き続けた。ホームページ「人と人をつなぐラボ」http://terashimahideya.com/
キャンペーンお申し込み
フォーサイトのお申し込み
  • 24時間
  • 1週間
  • f
back to top