「ロシア軍介入」でベラルーシは「第2のウクライナ」になるか

執筆者:名越健郎 2020年8月24日
エリア: ヨーロッパ
6月30日、ロシア・トベリ州での第2次世界大戦記念式典にプーチン露大統領(右)と出席した、ルカシェンコ・ベラルーシ大統領(左)(C)AFP=時事

 

「欧州最後の独裁者」アレクサンドル・ルカシェンコ・ベラルーシ大統領は、8月9日の大統領選後、不正選挙に反発する国民の抗議デモで最大の政権危機に陥った。「新憲法の制定後に権限を委譲する」と時間稼ぎをしているが、26年に及ぶ独裁政治への不満はかつてなく高まり、いずれ退陣は不可避だろう。

 ベラルーシ情勢の最大の焦点は、ベラルーシを勢力圏とみなすロシアが2014年のウクライナ危機のように、武力介入するかどうかにある。

カテゴリ: 政治 軍事・防衛 社会
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執筆者プロフィール
名越健郎 1953年岡山県生れ。東京外国語大学ロシア語科卒業。時事通信社に入社、外信部、バンコク支局、モスクワ支局、ワシントン支局、外信部長を歴任。2011年、同社退社。現在、拓殖大学海外事情研究所教授。国際教養大学東アジア調査研究センター特任教授。著書に『クレムリン秘密文書は語る―闇の日ソ関係史』(中公新書)、『独裁者たちへ!!―ひと口レジスタンス459』(講談社)、『ジョークで読む国際政治』(新潮新書)、『独裁者プーチン』(文春新書)、『北方領土はなぜ還ってこないのか』(海竜社)など。
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