中国「対チェコ」脅迫外交から透けて見える焦り

執筆者:池畑修平 2020年9月23日
タグ: 中国 台湾 習近平
エリア: アジア ヨーロッパ
90人規模の大代表団を引き連れて台湾を訪問したビストルチル・チェコ上院議長(中央)に中国は「脅迫的」な言葉を投げつけたが……(C)EPA=時事
 

「領土と主権は一寸も譲らない。民主主義と自由を堅く守る。防衛の信念と決心を心に刻まなければならない」

 9月11日、台湾の蔡英文総統はこう述べて、北部のミサイル部隊に所属する兵士たちを激励した。

 この日の部隊視察は、中国がにわかに軍事的圧力を強めている状況を受けたものだ。台湾メディアによれば、10日までの2日間で中国軍の戦闘機などが少なくとも40回は台湾の防空識別圏に侵入したという。異例の多さだ。

カテゴリ: 政治 軍事・防衛
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執筆者プロフィール
池畑修平 『NHK』報道局記者主幹、BS1『国際報道2020』キャスター。1969年生まれ。1992年東京外国語大学卒業、『NHK』入局。1998年報道局国際部、韓国・延世大学に1年間派遣。ジュネーブ支局で国連機関や欧州・中東情勢を、中国総局(北京)では北朝鮮や中国の動向を取材。2015年~2018年ソウル支局長、南北関係や日韓関係、朴槿恵大統領の弾劾から文在寅政権の誕生、史上初の米朝首脳会談などを取材。著書に『韓国 内なる分断』(平凡社新書、2019年)
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