「領土と主権は一寸も譲らない。民主主義と自由を堅く守る。防衛の信念と決心を心に刻まなければならない」
9月11日、台湾の蔡英文総統はこう述べて、北部のミサイル部隊に所属する兵士たちを激励した。
この日の部隊視察は、中国がにわかに軍事的圧力を強めている状況を受けたものだ。台湾メディアによれば、10日までの2日間で中国軍の戦闘機などが少なくとも40回は台湾の防空識別圏に侵入したという。異例の多さだ。
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