米大統領選「無法と無秩序」広げる「法と秩序」の「魔力」

執筆者:池畑修平 2020年10月14日
エリア: 北米
支持者集会で熱心に「法と秩序」を連呼 (C)AFP=時事
 

 “law and order(法と秩序)”――。

 米大統領選挙のキャンペーンで、トランプ陣営がこのフレーズを繰り返す理由が、私を含めて、米国人以外にはピンと来ないように思える。

 いや、現地発のニュースを見ていると、一応の説明は受ける。黒人差別への抗議活動“Black Lives Matter(BLM)”の一部が暴徒化していることに対して白人社会が不安感を募らせ、ドナルド・トランプ大統領が、

カテゴリ: 政治 社会
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執筆者プロフィール
池畑修平 『NHK』報道局記者主幹、BS1『国際報道2020』キャスター。1969年生まれ。1992年東京外国語大学卒業、『NHK』入局。1998年報道局国際部、韓国・延世大学に1年間派遣。ジュネーブ支局で国連機関や欧州・中東情勢を、中国総局(北京)では北朝鮮や中国の動向を取材。2015年~2018年ソウル支局長、南北関係や日韓関係、朴槿恵大統領の弾劾から文在寅政権の誕生、史上初の米朝首脳会談などを取材。著書に『韓国 内なる分断』(平凡社新書、2019年)
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