タイ「王室改革運動」を複雑にする「アメリカ陰謀論」の背後関係

執筆者:樋泉克夫 2020年11月17日
タグ: タイ
エリア: アジア
収束の兆しが見えないタイの反政府デモ(C)EPA=時事
 

 タイにおけるプラユット・チャンオチャ首相の退陣と王室改革を求める若者の動きは、11月に入っても一向に衰える気配を見せない。

 バンコクでは11月8日、タイの民主化運動の象徴でもある民主記念塔広場に約7000人(警察発表)の若者が集まり、王室改革を掲げる「2020民衆集会」が開かれた。

 大学生グループ「青年解放(Free Youth)」が11月5日にフェイスブックで発信した呼び掛けに――マハー・ワチュラロンコン国王宛てに王室改革を訴える手紙を持参しよう――に応じた若者たちだ。

カテゴリ: 政治 社会
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執筆者プロフィール
樋泉克夫 愛知県立大学名誉教授。1947年生れ。香港中文大学新亜研究所、中央大学大学院博士課程を経て、外務省専門調査員として在タイ日本大使館勤務(83―85年、88―92年)。98年から愛知県立大学教授を務め、2011年から2017年4月まで愛知大学教授。『「死体」が語る中国文化』(新潮選書)のほか、華僑・華人論、京劇史に関する著書・論文多数。
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