離任目前トランプ大統領の「自滅」

執筆者:足立正彦 2021年1月13日
エリア: 北米
前回(2019年12月)弾劾された際は、最終的に「無罪」となってそれを報じた新聞を高らかに掲げて自慢げだった。だが今回は……(C)AFP=時事
 

 1月6日は本来、米議会上下両院合同会議において、大統領選挙人による投票結果が承認され、次期大統領に民主党のジョー・バイデン、副大統領にカマラ・ハリス両候補がそれぞれ確定される最終的な手続きが行われ、1月20日の就任式の準備がすべて完了するはずであった。

 ところが周知の通り、大統領選挙での敗北を認めないドナルド・トランプ大統領の呼びかけに応じて連邦議会議事堂前に結集していたトランプ支持者は暴徒化し、審議が行われていた合同会議に乱入し、一時占拠するという米国政治史上前代未聞の信じられない光景を目にすることになった。

カテゴリ: 政治
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執筆者プロフィール
足立正彦 住友商事グローバルリサーチ株式会社シニアアナリスト。1965年生まれ。90年、慶應義塾大学法学部卒業後、ハイテク・メーカーで日米経済摩擦案件にかかわる。2000年7月から4年間、米ワシントンDCで米国政治、日米通商問題、米議会動向、日米関係全般を調査・分析。06年4月より、住友商事グローバルリサーチにて、シニアアナリストとして米国大統領選挙、米国内政、日米通商関係、米国の対中東政策などを担当し、17年10月から米州住友商事ワシントン事務所に勤務、20年4月に帰国して現職。
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