今年1月29日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、米露間の核軍備管理条約である新戦略兵器削減条約(新START)の効力を5年延期することを認める法案に署名した。
後述するようにドナルド・トランプ米政権下では遅々として交渉が進まず、1月20日に発足したジョー・バイデン政権に残された時間はわずか2週間あまりだったが、2月5日に失効を控えた土俵際での延長合意となった。
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