
ナイジェリアでは圧政に対する抗議デモが広がっている(C)AFP=時事
ナイジェリア政府が6月4日、国内でのツイッターの使用を禁止すると発表した。「(ツイッターが)宗教、人種差別、排斥主義やニセの情報を拡散している」ことが停止の理由だという。司法省は違反者を起訴する考えを明らかにしている。
ナイジェリアはアフリカで最大の人口と経済規模を擁し、ツイッター利用者は国民のおよそ5人に1人に当たる約4000万人と推計され、禁止措置の影響は甚大である。米国の国務省は10日、ナイジェリア政府に対し、表現の自由に関する国民の権利を尊重して禁止措置を撤回するよう求める声明を発表した。

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