2020年大統領選挙の結果、カマラ・ハリスは、黒人、アジア系、そして女性として初のアメリカ合衆国副大統領となった。つい最近邦訳された『私たちの真実 アメリカン・ジャーニー』(光文社、藤田美菜子・安藤貴子訳)は、2024年大統領選における有力な大統領候補とも目されるハリスの初の自伝である(原著“The Truths We Hold: An American Journey”は2019年1月刊)。政策的な提言も豊富に展開されている。
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