中国とロシアの海軍艦艇計10隻が10月18日から23日にかけて、津軽海峡を通過後、太平洋を南下して大隅半島と種子島の間の大隅海峡を抜け、日本列島をほぼ一周したことは、中露による前代未聞の対日連携行動であり、総選挙さ中の日本を挑発した。
岸田文雄首相は「不穏な動きだ」と指摘。岸信夫防衛相は10月25日、米海軍のカルロス・デル・トロ長官と防衛省で会談し、懸念を表明。双方はパートナーシップの強化で一致した。磯崎仁彦官房副長官は、
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