中国共産党大会の「先」を見通す8冊
Foresight World Watcher's 6Tips
今週もお疲れ様でした。10月16日に始まる中国共産党大会を前に、FP誌が「党大会後」を見通すための8冊を紹介。文化、政治、経済からソ連研究書、小説まで幅広いジャンルが並ぶ。フォーサイト編集部が週末に熟読したい記事6本、皆様もよろしければご一緒に。
How Far Will Xi Go to Help a Desperate Putin?【Craig Singleton/Foreign Policy/10月6日付】
[CHINA BRIEF]8 Books to Read Ahead of China's 20th Party Congress【James Palmer/Foreign Policy/10月5日付】
「たとえロシアが核兵器の誇示や(ウクライナ4州での)見せかけの住民投票によって北京の長年の反分離主義的な立ち位置を試すような真似に出ても、習(近平中国国家主席)は(ロシア大統領ウラジーミル・)プーチンに反旗を翻しそうにない」
「それどころか、習はプーチンの戦争に入れ込んでいる。それは、中国がロシアの勝利によって地政学的に得るものは多く、ロシアの敗北によって失うものはさらに多い可能性があるからだ。そして、同様に重要なことは、自国の経済に打撃を与えかねない制裁措置の違反を北京が避けているにもかかわらず、習がプーチンの修正主義を支持していることである」
米民主主義防衛財団の上級中国研究員、クレイグ・シングルトンは10月6日付で米「フォーリン・ポリシー(FP)」誌に寄せた「先が見えないプーチンを習はどこまで助けるか?」で、ロシアと中国との“腐れ縁”の現状をこのように表現し、今後について次のような見通しを打ち出している。
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