[ジャカルタ発(ロイター)]世界最大のイスラム人口を有するインドネシアで昨年12月に成立した改正刑法は、婚前・婚外の性交渉を違法としたことで世界の耳目を集めたが、その成立過程ではイスラム系諸政党が道徳上の罪にさらに厳しい罰則を求めたようだ。
226ページに及ぶ改正刑法は、評論家たちに市民の自由を脅かすものと指弾されるが、当局はインドネシアのアイデンティティを反映したと主張している。道徳律と称される項目は、そのほんの一部に過ぎない。
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