[マドリード発(ロイター)]イギリスのヘンリー王子の回顧録『スペア』のスペイン語版の販売がスペインの書店で開始された。本書では、ヘンリー王子と父・チャールズ国王、兄・ウィリアム皇太子など王室メンバーとの関係について、これまで明かされたことのない詳細が書かれている。
チャールズ国王とウィリアム皇太子の広報担当者はコメントを控えている。
以下は、同書の主な内容である。
兄弟喧嘩
ヘンリー王子は、2019年にロンドンの自宅で、現皇太子の兄ウィリアムとメーガン妃について口論になり、床に叩きつけられたと語っている。ウィリアム皇太子はメーガン妃について「気難しい」「無礼」「癪に障る」と発言したという。ウィリアム皇太子に襟首をつかまれ、床に叩きつけられたヘンリー王子は、犬用のボウルの上に倒れ、ボウルにはひびが入った。ヘンリー王子はウィリアム皇太子に仕返しをすることはなく、後にウィリアム皇太子は謝罪した。
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