ボストン、ニューヨーク、ワシントンで意見交換した民主党、共和党のそれぞれの関係者やコンサルタントの多くが2012年米国大統領選挙について異口同音に述べていたことで非常に印象深かったものがある。それは2012年大統領選挙の性格についてであり、バラク・オバマ大統領の過去4年間の実績に対する有権者の「信任投票(“referendum”)」になるのか、あるいは、現職オバマ大統領と今後決定される共和党大統領候補との「選択(“choice”)」のどちらになるかで大統領選挙の性格は大きく異なるであろうとの見方であった。
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