6月14日、本欄で日本インテリジェンス・コミュニティが挙げた「異例の成果」について伝えた(「日本のインテリジェンス・コミュニティが異例の成果」)。
4月15日の金日成北朝鮮国家主席生誕100年の軍事パレードに登場した新型弾道ミサイルの発射台用特殊車両WS51200が中国から輸出されていたことを示す証拠を日本が掴んでいた、という情報である。このニュースは6月13日付朝日新聞朝刊がスクープ。大手各紙も追いかけ取材して報じた。
しかし、極めて残念なことだが、その情報源とみられる外務省国際情報官室の企画官(47)が20日、千葉県茂原市内で自殺していたことが分かった。彼は海上保安庁から外務省に出向していた。
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