「プーチンの長女」を入学させた大学の戦々恐々

 ロシアのプーチン大統領の長女、マリーヤ(一九)が、ロシアの民族友好大学の試験にパスし、九月に入学した。国際関係論を専攻する模様だ。 同大学は旧ソ連時代、ルムンバ大学と呼ばれ、第三世界の留学生を多数招いたことで知られる。マリーヤは最難関のモスクワ大学東洋語学部で日本語か韓国語を専攻したい意向といわれたが、難易度の高さを警戒したのか、試験ではややレベルを下げた。 マリーヤと次女のエカテリーナ(一七)は、警備上の配慮で学校には行かず、大統領公邸で個人授業を受けていたようだ。一方で、イタリア、フランス、日本、中国などをお忍びで旅行している。

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