アルジェリア人質事件を受けて、安倍政権内では危機管理に対応する、日本版の国家安全保障会議(NSC)の創設を検討するようだ。
1月30日の衆院本会議代表質問で、高村正彦自民党副総裁の質問に答えて、安倍晋三首相は「海外で邦人が安心して活動できるように政府一丸となって必要な対策に迅速に取り組んでいく。国家安全保障会議のあるべき姿について検討の上、設置に向けて積極的に取り組み、官邸の司令塔機能を強化していく」と答えた。
この答弁から判断すると、安倍首相は確かに、今度のような事件に対して、迅速に取り組む機関として国家安全保障会議を考えていると思われる。
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