把握されないアンダマン・ニコバル諸島の壊滅的被害状況

執筆者:ラムタヌ・マイトゥラ 2005年2月号
タグ: インド 諸島

 震源地に近いインド連邦直轄領アンダマン・ニコバル諸島でも、地震と津波の被害は凄まじいものだった。地震発生から二日後の十二月二十八日、アメリカ地質調査所(USGS)は、この地震によってプレートが最大で約三十メートル移動、アンダマン・ニコバル諸島は地図の書き換えが必要なほど移動したという観測結果を発表した。 アンダマン・ニコバル諸島の死者数は三千人とされるが、インド政府は五千人以上が行方不明としており、最終的な犠牲者の数はさらに大きく増える恐れがある。カー・ニコバル島にはインド空軍の基地があったが、基地は壊滅。駐留していた百人の空軍兵士と家族の大半が流されてしまったとの情報もある。

カテゴリ: 国際
フォーサイト最新記事のお知らせを受け取れます。
この記事をSNSにシェアする
執筆者プロフィール
クローズアップ
キャリア決済のお申し込み
フォーサイトのお申し込み

池内恵の中東通信

池内恵(いけうちさとし 東京大学教授)が、中東情勢とイスラーム教やその思想について日々少しずつ解説します。

クローズアップ
  • 24時間
  • 1週間
  • f
back to top