足利銀行再生に「密着」するメガバンクの狙い

執筆者:鷲尾香一 2005年7月号
カテゴリ: 経済・ビジネス 金融

経営破綻し、一時国有化された足利銀行の受け皿選定が動き始めた。水面下では地方での勢力拡大を狙うメガバンクも触手を伸ばす。「ご配慮のほどをよろしくお願いします」 四月二十六日、栃木県の木村好文県議会議長は金融庁に五味広文長官を訪ね、足利銀行の受け皿に関する要望書を手渡した。 この日、栃木県議会は臨時議会を開き、受け皿に関する要望書を可決。木村議長はその足で上京し、小泉首相、衆参両院議長、谷垣財務相、伊藤金融担当相などに宛てた要望書を提出した。要望書の柱は、(1)受け皿への早期移行、(2)地域の中核的金融機関としての機能の維持、(3)選定過程への県の参画、の三点だった。

フォーサイト最新記事のお知らせを受け取れます。
この記事をSNSにシェアする
執筆者プロフィール
鷲尾香一 金融ジャーナリスト。本名は鈴木透。元ロイター通信編集委員。外国為替、債券、短期金融、株式の各市場を担当後、財務省、経済産業省、国土交通省、金融庁、検察庁、日本銀行、東京証券取引所などを担当。マクロ経済政策から企業ニュース、政治問題から社会問題まで様々な分野で取材・執筆活動を行っている。
クローズアップ
キャリア決済のお申し込み
フォーサイトのお申し込み
クローズアップ
  • 24時間
  • 1週間
  • f
back to top