米議会の上院外交委員会(ロバート・メネンデス委員長)は、上院議員時代に同委員会に在籍していたジョン・ケリー国務長官とチャック・ヘーゲル国防長官の2人、そして、米軍制服組トップのマーチン・デンプシー統合参謀本部議長を証人として迎え、シリアのアサド体制による化学兵器使用疑惑と対シリア武力行使に関する公聴会を9月3日に開催した。翌日には下院外交委員会(エド・ロイス委員長)でも公聴会が開催され、上院外交委員会は4日、対シリア武力行使決議案を賛成多数で承認している。上院本会議は来週にも同決議案について票決を行なうものと見られており、上院で可決された決議案に基づいて下院でも本格的な審議が開始されることになっている。
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