ブックハンティング・クラシックス
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ちょうど50年前、世界が驚倒した「秘密報告」の政治的インパクト
『フルシチョフ秘密報告「スターリン批判」全訳解説』志水速雄訳・解説講談社学術文庫 1977年刊 ソ連共産党第二十回大会でのフルシチョフ第一書記によるスターリン批判「秘密報告」から五十年目の日がやってくる。それは一九五六年二月二十五日未明のこと。この日は、二月十四日から続いていた党大会明けの日となるはずだった。フルシチョフの党中央委報告も初日に終っていた。二十四日夕刻には大会代議員や外国党代表たちは宿舎で、翌日の帰郷、帰国の準備をしていた。が、深夜、外国党代表は除き、ソ連の代議員たちは大会場へ戻れと指示された。だから、真夜中に再開された大会でのフルシチョフ報告は非公開の秘密報告となった。「フルシチョフ秘密報告『スターリン批判』」は、これを扱っている。

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