「アベノミクス指数」の構成銘柄の入れ替えが発表された。東京証券取引所を傘下にもつ日本取引所グループ(JPX)が今年1月から算出を始めた「JPX日経インデックス400(以下、JPX400)」のことだ。毎年1度、構成銘柄の見直しが行われることが決まっていたが、その初めての「入れ替え戦」が行われたのである。400ある構成銘柄のうち、入れ替え対象になる31銘柄の詳細が8月7日に発表され、8月29日に実際に入れ替えが行われる。
JPX400は企業の収益力を示すROE(株主資本利益率)を評価軸に定めたユニークな指数で、儲けている優良企業が選ばれる。株価の時価総額や企業規模が大きければ自動的に選ばれていた日経平均株価などとはまったく異なる株価指数だ。
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