「マケイン上院軍事委員長」でオバマ外交は変わるか?

執筆者:足立正彦 2014年11月14日
エリア: アジア

 11月4日に行われた米中間選挙の結果、共和党は、もともと多数党だった下院では改選前の233議席から244議席に伸長させるとともに(民主党は184議席、7議席が未確定)、上院でも改選前の45議席から8議席純増させて53議席となり(民主党は民主党系無所属2議席を含めて46議席)、8年ぶりに両院で多数党に復帰した。ちなみに、ルイジアナ州ではいずれの候補も過半数の票を得られなかったため、州法の規定に基づき、12月6日に民主党現職のメアリー・ランドリュー上院議員と共和党のビル・カッシディ候補との上位2名による決選投票が行われるが、共和党の議席奪還が有力視されている。

カテゴリ: 政治 軍事・防衛
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執筆者プロフィール
足立正彦(あだちまさひこ) 住友商事グローバルリサーチ株式会社シニアアナリスト。1965年生まれ。90年、慶應義塾大学法学部卒業後、ハイテク・メーカーで日米経済摩擦案件にかかわる。2000年7月から4年間、米ワシントンDCで米国政治、日米通商問題、米議会動向、日米関係全般を調査・分析。06年4月より、住友商事グローバルリサーチにて、シニアアナリストとして米国大統領選挙、米国内政、日米通商関係、米国の対中東政策などを担当し、17年10月から米州住友商事ワシントン事務所に勤務、20年4月に帰国して現職。
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