「変化の兆し」を示す「米民主党指導部」新体制人事

執筆者:足立正彦 2014年11月22日
タグ: アメリカ
エリア: 北米

 中間選挙が終わった翌週の11月12日からレイムダック会期が招集されており、議員らは地元選挙区からワシントンに戻り、現在、法案の審議、票決に追われている。同時に、今回の中間選挙結果を受けて来年1月3日に招集される第114議会(2015年1月~17年1月)における共和、民主両党の議会指導部の新体制も固まった。

 まず共和党は、第113議会での指導部をほぼ継承することとなり、共和党上院院内総務には今回6選を果たしたミッチ・マコネル議員(ケンタッキー州選出)が、また、下院議長にはジョン・ベイナー議員(オハイオ州第8区選出)がそれぞれ再任された。

カテゴリ: 政治 軍事・防衛
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執筆者プロフィール
足立正彦(あだちまさひこ) 住友商事グローバルリサーチ株式会社シニアアナリスト。1965年生まれ。90年、慶應義塾大学法学部卒業後、ハイテク・メーカーで日米経済摩擦案件にかかわる。2000年7月から4年間、米ワシントンDCで米国政治、日米通商問題、米議会動向、日米関係全般を調査・分析。06年4月より、住友商事グローバルリサーチにて、シニアアナリストとして米国大統領選挙、米国内政、日米通商関係、米国の対中東政策などを担当し、17年10月から米州住友商事ワシントン事務所に勤務、20年4月に帰国して現職。
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