二月十八日の総選挙に向け、パキスタンで選挙運動を展開中のナワズ・シャリフ元首相に対し、サウジアラビアが身辺警護を申し出ている。 シャリフ元首相が率いる野党パキスタン・イスラム教徒連盟シャリフ派(PML-N)パンジャブ州事務所のラジャ・アシュラク・サルワル事務局長によると、昨年十二月にベナジル・ブット元首相が暗殺されたことを受け、サウジアラビアは元首相と弟で同党幹部のシャバズ・シャリフ氏に護衛の提供をもちかけたという。その詳細と、シャリフが申し出を受けたかどうかは明らかでないが、PML-Nはパキスタン政府がシャリフ兄弟に十分な警備を与えていないと非難する。
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