大卒者の大量採用で近代化を急ぐ中国軍

執筆者: 2009年11月号
カテゴリ: 国際
エリア: 中国・台湾

 中国軍が軍の近代化を目指し、大学の卒業生を大量に受け入れている。 香港のメディアによると、軍は今年六月から、その年の大卒者を徴募する新たな制度を実施。今年は十二万人を採用する計画で、九月末までに半分の六万人の採用が決まった。 北京の西側軍事筋によれば、高度な知識や技術を必要とする部署の増加に対処するのが目的だという。また、景気後退で大学生の就職口が減少しているため、雇用状況改善に貢献する狙いもあるとみられる。 胡錦濤国家主席は軍人の学歴向上を重視し、尉官以上の地位に就く軍人のうち大卒以上の学位を持つ者の割合を八〇%に引き上げるよう指示したという。

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池内恵の中東通信

池内恵(いけうちさとし 東京大学教授)が、中東情勢とイスラーム教やその思想について日々少しずつ解説します。

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