ユニクロも出店する「タオバオ」の躍進劇

執筆者: 2009年12月号
エリア: 中国・台湾

 中国のネットショッピングサイト「淘宝(タオバオ)網」が急速に成長を続けている。二〇〇三年創業のベンチャーにもかかわらず、会員数は今年六月末で一億四千五百万人。一年間で会員数が約二倍になった。 タオバオは、中国語で「宝をつかみ出す」という意味。企業や個人がネット上に売りに出した商品を個人消費者が主に購入する。日本の「楽天」のようなサイトだ。扱っているのは家電、衣類、食品、化粧品、書籍などさまざま。コピー商品も一部で出回っているといわれるが、中国の消費者の信頼はおおむね高いようだ。 タオバオの〇九年上半期の取引額は八百九億元で、日本円にして一兆一千億円。中国の物価の安さを考えれば、驚異的な金額だ。中国国家統計局が発表した同時期の消費財小売総額は五兆八千七百十一億元だったから、中国の小売りのうち一・四%がタオバオを経由した取り引きだった計算になる。

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池内恵の中東通信

池内恵(いけうちさとし 東京大学教授)が、中東情勢とイスラーム教やその思想について日々少しずつ解説します。

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