英国大使館から昼食会の案内が舞い込んだ。「『英国の味は楽しい!』ランチを催したく、ご出席いただければ幸いです」と文面にある。 英公使邸で一月二十六日に催されたこの昼食会、「英国の食事は美味しくない」という不当な先入観を排すべく、英国がこれから日本で大々的に展開する食文化戦略の第一弾だった。ビュッフェ形式のメニューはゴマソール英大使夫人自ら練り、料理は大使公邸の厨房を三十七年間あずかってきた料理長の畠山武光さんが担当した。 マーマイトとオニオンのパイ・スティック チーズとハムのトーストサンド、イングリッシュマスタード風味

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