カスピ海で「軍拡」を進めるロシアの思惑

執筆者: 2003年11月号
カテゴリ: 国際
エリア: ロシア

 日本とほぼ同じ面積を持つ世界最大の湖、カスピ海とその周辺地域で、ロシアが軍事力を強化している。 カスピ海沿岸のアストラハンに近い空軍基地には戦闘爆撃機Su24部隊二連隊が追加派遣され、やはりカスピ海から遠くないサラトフの近郊にも戦略爆撃機Tu160ブラックジャックが展開するようになった。 カスピ海艦隊には昨夏、巡航ミサイルの搭載が可能な最新鋭巡洋艦が導入され、今後さらに同型艦二隻の追加投入が見込まれている。キロ級ディーゼル潜水艦が二隻、バルチック艦隊から配転されるとの情報もある。カスピ海艦隊はいまや露海軍で唯一、新造艦が投入される艦隊とまで言われる。

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池内恵の中東通信

池内恵(いけうちさとし 東京大学教授)が、中東情勢とイスラーム教やその思想について日々少しずつ解説します。

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