12月19日に投開票が行なわれる韓国大統領選挙まで1カ月を切った。
今月25、26両日に候補の登録が行なわれるが、選挙戦最大の焦点は野党・民主統合党の文在寅(ムン・ジェイン)候補と無所属の安哲秀(アン・チョルス)候補の一本化が実現するかどうかだ。
韓国では現在、各メディアと調査会社が提携し数多くの世論調査を実施している。しかし、世論調査が家庭の固定電話を対象にして行なわれるのか、携帯電話を対象にして行なわれるのかでもかなりの差が出ており、情勢を正確に把握することは難しい。
世論調査では、4種類の質問が中心になっている。それは(1)朴槿恵(パク・クネ)、文在寅、安哲秀の3候補の支持率調査(2)朴槿恵候補と安哲秀候補が一騎打ちをする場合の支持率調査(3)朴槿恵候補と文在寅候補が一騎打ちをする場合の支持率調査(4)候補一本化は文在寅候補と安哲秀候補のどちらが良いかの調査――である。
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