韓国政府は1月6日に「2014年国防白書」を発表した。韓国政府は李明博(イ・ミョンバク)政権末期の2012年12月に「2012年国防白書」を発表しているが、朴槿恵(パク・クネ)政権になって初めての国防白書である。
核弾頭小型化は「相当な水準」
金正恩(キム・ジョンウン)政権は2013年3月の党中央委員会3月総会で経済建設と核開発の「並進路線」を決定した。こうした状況を受けて、白書は、北朝鮮が核兵器の材料となる「プルトニウムを約40キロ保有していると推定され、高濃縮ウラニウム計画を進行中」とした。核兵器の弾頭小型化については、2012年には言及しなかったが。今回は「小型化能力も相当な水準に達しているとみられる」とした。
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