米議会上下両院は、国土安全保障省の2015会計年度(2014年10月~15年9月)の予算案を賛成多数で可決し、オバマ大統領が同予算案に3月4日署名してようやく成立に至った。
米国の会計年度は10月1日に始まり、9月30日に終わるが、中間選挙を控えていた昨年は、12月までの3カ月間の各省庁の暫定予算が9月に成立。さらに、2015会計年度予算案も、ほとんどの省庁分は、暫定予算失効前の昨年12月のレームダック会期中に成立していた。
だが、国土安全保障省の予算だけは、レームダック会期での審議で再び期限が延長され、今年2月27日までの暫定予算となっていたのである。
この続きは会員登録をすると読むことができます。
「フォーサイト」は、月額800円のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。
フォーサイト会員の方はここからログイン