朝鮮半島の非武装地帯(DMZ)で8月4日に発生した地雷爆発に端を発した韓国と北朝鮮の緊張は交戦直前まで行ったが、43時間にわたる板門店での高位級会談で軍事衝突を回避し、対話局面に転換した。これを受け、朝鮮中央通信は8月28日に、朝鮮労働党中央軍事委員会拡大会議が開かれたと報じた。金正恩(キム・ジョンウン)第1書記は「瀬戸際にまで至った交戦直前で再び取り戻した平穏は決してテーブルの上で得たものではなく、偉大なわが党が育んできた自衛的核抑止力を中枢とする無尽強大な軍事力とわが党の周りに一心団結した無敵の千万の隊伍があるので成し遂げられた」と述べ、核抑止力を含めた軍事力が対話を実現したと主張した。
また、同通信は同拡大会議で「党中央軍事委員会の一部の委員を解任および任命し、組織問題が取り扱われた」と報じ、党中央軍事委員の一部が解任され、交代させられたことが明らかになった。しかし、具体的に誰が解任され、誰が任命されたかは不明だ。
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