米国東部標準時間(EST)の1月12日夜(日本時間13日朝)、オバマ大統領は「一般教書演説(State of the Union Address)」を行う。同演説は、年初に大統領が米議会上下両院合同本会議で「国の現状(the State of the Union)」について報告を行うとともに、今後1年間に取り組むべき優先政策課題に焦点を当てる、米国政治にとり重要な政治イベントである。1月最終週の火曜日に行われることが慣例となっているが、今回は2週間も前倒しして行う。オバマ大統領の任期は残り1年となり、1年後の1月20日にはホワイトハウスを去ることになるため、オバマ大統領にとり最後の機会となる。
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