【木】中東通信3本、逆張りの思考

執筆者:フォーサイト編集部 2016年3月24日

ブリュッセルでの爆弾テロを受け、昨日午後、「池内恵の中東通信」で3本の新エントリ。
「ブリュッセルのテロで『イスラーム国』が公式の犯行声明」:犯人の事前の訓練風景や遺言的なビデオが出ているわけではないので、犯行を行った、あるいは命じた組織そのものが声明を出しているとは断定できませんが、この状況をどう読むか。
「ブリュッセルでの自爆犯2名は兄弟か」:今回もまた「兄弟」が犯行グループに。外部からの組織化を必要としない紐帯によって結ばれた小集団が犯行の核になっていることに注目。よって広がりも限定的。怖がりすぎないことが肝要です。
「逃亡中の実行犯にはパリの事件の犯人・拠点とのつながりが」:ブリュッセルでテロを起こし、現在逃亡中の実行犯は、人脈的にも昨年11月のパリ事件とのかかわりが極めて濃厚です。

ブリュッセル・テロについては、本日午後、ブリュッセル在住の大野ゆり子さんからの緊急寄稿をアップロードする予定です。また、その前に鷲尾香一さんのマイナス金利に関する記事をお届けします。

本日の更新記事は、成毛眞さんの「逆張りの思考 死んだらダイヤになりたい」です。葬式も墓も不要。でも、死を迎えたら、そうしてみてもいいと思うことが1つだけある、と成毛さんは考えます。さて、それは一体...?
 

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