英国「EU離脱」:勢いを増す欧州の「極右勢力」
昨年来ヨーロッパだけでなく、世界の注目を集めてきた英国のEU(欧州連合)離脱をめぐる国民投票は、離脱派が勝利した。反EU派UKIP(イギリス独立党)のファラージ党首は、「独立した英国に夜明けが訪れた」と意気軒高ぶりを示した。今春以後の世論調査では、離脱派と残留派が拮抗したまま推移したが、今月16日、残留派のジョー・コックス議員が離脱派と思われる人物に殺害された事件が起こっても、残留派への投票は伸びなかった。
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