本日の更新記事は、西川恵さんの好評連載「饗宴外交の舞台裏」第218回「『EU離脱』とともに『排除』される英国ワインの運命」です。自任を決め、EUでの「最後の晩餐」に臨んだキャメロン首相。そこで供されたのは英国の白ワインでしたが、EU離脱とともに英国ワインの運命も大きく変わろうとしています。
そして「専門家の部屋」の「ヨーロッパ」には「EUの来た道(下)それでも『統合』は進んでいる」(渡邊啓貴さん) 困難な時代には統合は一見進んでいないように見えるが、その克服のための模索は新しい制度設計を準備する。それが、ヨーロッパ統合が歩んできた道だ。リーマンショック以来の逆風の中でも、実は欧州統合は後退しているわけではない。統合には必然性がある――。