国民の年金資産を運用するGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が8月26日に発表した今年4~6月期の運用成績は、またしても5兆2342億円という大幅な赤字になった。運用成績がマイナスになったのは四半期ベースで2期連続。GPIFは運用対象を国債などの債券から株式にシフトさせているが、6月末の日経平均株価が1万5575円と、3月末に比べて1183円(7.0%)下落したことで、これが「裏目」に出た格好だ。
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