【火】米「対ロ姿勢」、オランダ総選挙、
   インドネシア(下)、軍事、米政権人名録

執筆者:フォーサイト編集部 2017年3月21日

先週末からの3連休にかけて、下記の「専門家の部屋」、好評連載をアップロードしています。

対ロシア融和姿勢「転換」へと押し戻される「トランプ大統領」(アメリカの部屋・足立正彦さん)ロシアに対する「融和姿勢」のための布陣を敷いたつもりが、徐々に目算が狂ってきた大統領。重要ポストにはむしろ「対ロ強硬派」を据えなければならなくなりました。

「主役は極右」だったオランダ総選挙:欧州の試練は続く(ヨーロッパの部屋・三井美奈さん)インドネシア系の母親を持つウィルダース党首。大勝とはなりませんでしたが、選挙では主役。その主張が全否定されたわけではありません。この風潮がフランス大統領選にどう影響するか。ルペン勝利の可能性は十分あります。

インドネシア「イスラム教急進化」の実相(下)「保守派」を抑えたジョコウィ政権(東南アジアの部屋・川村晃一さん)強硬姿勢を見せるイスラーム急進派に保守派が合流しないよう分断をはかることで選挙前のデモを乗り切ったジョコウィ政権。4月の決選投票に注目です。

軍事のコモンセンス(14)「国家安全保障戦略」から日本の防衛を考える(冨澤暉さん)安部政権によって「国家安全保障戦略」が策定されたのは喜ばしいことです。が、具体的な諸施策に乏しいと言わざるを得ません。いったい何が足りないのか、について考えます。

 

そして今朝は、「専門家の部屋」の「アメリカ」に「トランプ政権『閣僚・重要ポスト人名録』(10)ペリー、ジンキ」(足立正彦さん)をアップロードしています。ともに3月になってようやく承認されたエネルギー長官、内務長官だが、地球温暖化についてはどちらも否定的。エネルギー業界は歓迎だが、環境保護団体は反発しています。

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