
当選確定後、数千人の支持者の前に現れた、マクロン次期大統領 (c)AFP=時事
2017年5月7日、フランスで行われた大統領選挙の第2回投票では、超党派「前進!」のエマニュエル・マクロン候補が66%を獲得して圧勝した。ヨーロッパ諸国と世界は、安堵の胸をなでおろした。
極右「国民戦線」(FN)のマリーヌ・ルペン候補が45%を超えるかもしれない、という予測もあった。そんな中、投票日4日前の最後のTV討論会で、ルペンは粗暴で中身のない議論を繰り返して相手を挑発するばかりで、視聴者の嫌気を買ってしまった。

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