文在寅(ムン・ジェイン)大統領の「改革」の意思を最も鮮明に示しているのが、司法改革だ。特に検察改革が注目を集めている。検察は、建前としては権力から独立した存在とされている。しかし、政権が力を持っている時期には政権の「刀」として活用され、政権がレームダックを迎える時期になると、検察は自己保全のために次期政権をにらみながらレームダック政権に捜査の手を伸ばす、というのがこれまでの実態だった。
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