米朝「チキンゲーム」は続く(4)「金正男」「ワームビア」が落とした影

北朝鮮に拘束された、米国人大学生のオットー・ワームビア氏(昨年3月、『朝鮮中央通信』が配信した写真)(C)AFP=時事

 

 米朝間の「チキンゲーム」は今、微妙な時期に差しかかりつつあるように見える。北朝鮮は4月15日に公開した新たなミサイルを次々に実験し、7月4日にはICBMの発射実験も成功させたという状況だ。米国は朝鮮半島周辺に空母を配備したり、グアムにあるB52爆撃機など戦略兵器を朝鮮半島に飛来させたりするといった軍事的な圧迫を加えつつ、中国にも圧力をかけるなど、全世界的な規模で北朝鮮への経済的な圧迫を強めている。

カテゴリ: 政治 軍事・防衛
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執筆者プロフィール
平井久志 ジャーナリスト。1952年香川県生れ。75年早稲田大学法学部卒業、共同通信社に入社。外信部、ソウル支局長、北京特派員、編集委員兼論説委員などを経て2012年3月に定年退社。現在、共同通信客員論説委員。2002年、瀋陽事件報道で新聞協会賞受賞。同年、瀋陽事件や北朝鮮経済改革などの朝鮮問題報道でボーン・上田賞受賞。 著書に『ソウル打令―反日と嫌韓の谷間で―』『日韓子育て戦争―「虹」と「星」が架ける橋―』(共に徳間書店)、『コリア打令―あまりにダイナミックな韓国人の現住所―』(ビジネス社)、『なぜ北朝鮮は孤立するのか 金正日 破局へ向かう「先軍体制」』(新潮選書)『北朝鮮の指導体制と後継 金正日から金正恩へ』(岩波現代文庫)など。
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