140兆円を超す国民の年金資産を預かるGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が組織改編を行い、10月1日から新体制に移行する。業務執行を担う理事会の上に「経営委員会」を新設、中期の運用方針や役職員の報酬といった重要事項を決める。これまで理事長に集中していた権限を、合議制の経営委員会に移し、GPIFのガバナンスを強化するのが狙いだ。これで、私たちの年金資産が守られる体制が出来上がるのだろうか。
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