
(C)AFP=時事
ナポレオン戦争終結(1815年)から第1次大戦勃発(1914年)までの約1世紀は、イギリスの黄金時代だった。これは、ビクトリア女王の治世(1837年~1901年)とほぼ重なる。
イギリスは、産業革命を世界に先駆けて実現し、世界の工場となった。インドなど広大な植民地を地球上のさまざまな地点に保有し、もともとはスペインに対して言われた「日の沈むところのない帝国」は、イギリスのことになった。
1846年の穀物法廃止などに現れているように、産業資本家の勢力が伸張し、自由貿易体制が整えられた。

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