
「惜敗」の積み重ねがトーマスを強くした(C)AFP=時事
昨季は「全米プロゴルフ選手権」を制し、メジャー1勝を含むシーズン5勝を達成。米ツアーの年間王者の座を獲得した上に、選手投票で選ばれるプレーヤー・オブ・ザ・イヤーにも輝いたジャスティン・トーマス(24)。今季も開幕早々に韓国で初開催された米ツアーの新大会「ザ・CJカップ@ナインブリッジ」を制して通算7勝目を達成し、世界ランクは現在3位(10月23日時点)。
文字通り、世界のトッププレーヤーとしての揺るぎない地位を確立したトーマスだが、私の記憶の中で最も印象に残っているのは、彼が挙げた数々の勝利のシーンではなく、米ツアーで初めて優勝争いに絡んで負けた敗北のシーンだ。

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