饗宴外交の舞台裏
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「謙虚」「文学的教養」でマクロン仏大統領を支える「夫人人気」

これが公式スピーチのデビューだった(右端がブリジット夫人、『BBC NEWS』サイトより)
エマニュエル・マクロン仏大統領の夫人ブリジットの人気が高い。労働市場改革や規制緩和などで同大統領の支持率が低迷する中、「夫人の人気は夫の支持率を下支えし、マクロン政権のよきイメージを作っている」と指摘されている。謙虚さと真摯さと文学的教養など、歴代の大統領夫人にない新鮮さが人気の秘密だ。
隠密行動ではないが……
ブリジット夫人は12月4日、パリから南西150キロのロワール・エ・シェール県にあるボーバル動物園で、生後4カ月の雄のジャイアントパンダの命名祝賀式典に出席した。

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