対ロシア制裁「不参加」オーストリアの「複雑な事情」

執筆者:花田吉隆 2018年4月2日
オーストリアも苦しい立場(左がセバスティアン・クルツ首相)(C)AFP=時事

 

 3月4日に起きた、イギリスのソールズベリーにおけるロシアの元スパイ、セルゲイ・スクリパリとその娘に対する暗殺未遂事件を受け、イギリスのテリーザ・メイ首相はロシアに対する制裁措置を明らかにした。これまでのところ、EU(欧州連合)の17カ国を含む29カ国程度が、EUからの35名を含め計約150名のロシア外交官を国外追放処分とした。ギリシャ、ポルトガル、スイスなどはこの制裁に加わっていないが、その中でオーストリアの不参加が目を引く。

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執筆者プロフィール
花田吉隆 元防衛大学校教授。1977年東京大学法学部卒業。同年外務省入省。在スイス大使館公使、在フランクフルト総領事、在東ティモール特命全権大使、防衛大学校教授などを歴任。
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池内恵の中東通信

池内恵(いけうちさとし 東京大学教授)が、中東情勢とイスラーム教やその思想について日々少しずつ解説します。

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