【ワシントン発】 米議会下院共和党を率いてきたポール・ライアン下院議長(ウィスコンシン州第1区選出)が、今年11月に実施される中間選挙には出馬せずに今期限りで政界を引退する意向を4月11日明らかにした(公式リリース参照)。
昨年から、ライアン氏は下院議長職を辞任するのではとの憶測がされていた。与党・共和党では、今秋の中間選挙で下院での多数党の立場を失うのではないかとの不安が広まりつつある中、ライアン下院議長が実際に政界引退を決断したことは、共和党関係者の間のそうした不安をさらに強める状況をもたらしている。

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