フランス極右政党「国民戦線」の「変遷」と最新「変貌」事情

執筆者:広岡裕児 2018年5月11日
カテゴリ: 国際 政治
エリア: ヨーロッパ
第1回「Fête des Nation」で演説するFNのルペン党首。欧州議会の第3勢力になれるか。AFP=時事

 

 5月1日は労働者の祭典「メーデー」だが、フランスの右翼にとっては「ジャンヌダルク祭」である。40年ほど前からルーブル美術館の近くの黄金色のジャンヌダルク像の前でデモと集会が行われている。今年は、極右政党「国民戦線」(FN)の創設者ジャン=マリー・ルペンが花束をささげた。だが、彼は後継者でもあった娘のマリーヌ・ルペン党首によって、もはやFNを除名された身である。裁判で「名誉党首」の座だけは守ったが、それも、最近のFNの党規変更で名誉党首という称号そのものがなくなってしまった。

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執筆者プロフィール
広岡裕児 1954年、川崎市生まれ。大阪外国語大学フランス語科卒。パリ第三大学(ソルボンヌ・ヌーベル)留学後、フランス在住。フリージャーナリストおよびシンクタンクの一員として、パリ郊外の自治体プロジェクトをはじめ、さまざまな業務・研究報告・通訳・翻訳に携わる。代表作に『エコノミストには絶対分からないEU危機』(文藝春秋社)、『皇族』(中央公論新社)、『EU騒乱―テロと右傾化の次に来るもの―』(新潮選書)ほか。
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